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資格解説:資格試験に最短勉強時間で合格したければ、過去問より始めよ!

資格試験に最短時間で合格したければ、まず過去問より始めよ!

 私は国家資格から民間資格まで、20種類ほどの資格試験に合格してきました。我ながら暇人ですね笑 この体験を通して確信したことがあります。それは、

資格試験に最短勉強時間で合格するには、いきなり過去問を始めることがポイント

ということです。 

 傾向を知っているからこそ対策ができる

 読者の方には次のように疑問に思う方も多くいるでしょう。

「勉強もしていないのに、いきなり過去問を解けるわけないじゃないか」、「まずは参考書で独学するか、予備校や通信講座の講義を受講して知識をインプットするのが資格試験勉強の第一歩でしょ?」

 はい、そのとおりです。いきなり過去問を解いても、分からないこと・知らないことが多く、合格点には程遠いでしょう。それでもいいのです。いきなり過去問を解いて、分からない問題や間違えた問題は解説を読み、その解説を理解・暗記すればよいのです。”理解・暗記してから過去問を解く”のではなく”解きながら理解・暗記していく”のが理想です。解説を読んでも分からなければ、その時点で初めてググったり、参考書を広げて調べればいいのです。

 もちろん、限度はあります。その資格試験分野に関してまったくの素人であれば、簡単な入門書を1冊こなしてからでないと、解説を読むこともできないでしょう。それに関しては本ページの下段(過去問の前に取り組むべき入門書)で述べます。ただ、その場合でも、まずは過去問をみて、どのような形式でどのような内容が問われるか、傾向をつかんでから試験勉強を始めることをおすすめします。傾向がわかっているからこそ、対策としての試験勉強ができるのです。傾向をつかまずに試験勉強を始めることは、目的地を決定せずにとりあず航海に出発するようなもので、効率が悪いです。意味不明でも構いませんから、まずは過去問をみて、なんとなく傾向をつかみましょう。これが資格試験勉強の最初の一歩です。

普段の業務に関係する資格は断然過去問から!

 もしあなたが普段の業務に関係する資格を取得する場合、例えば、経理部員が簿記を取得したり、技師が技術士を取得する場合には、過去問から始めるのがよいでしょう。普段の業務自体が試験勉強の一部になっていますし、場合によっては学生時代にある程度勉強済みのはずです。解説を読んでもさっぱり理解できない、という項目は多くないはずなので、過去問から始めましょう。

 

いきなり過去問から始めることのメリット

いきなり過去問から始めることのメリットとしては、以下のような事項があります。


・記憶が定着しやすい

→実際に問題を解いて間違えた時が一番記憶に残ります。参考書を読んでも記憶した気になるだけで、実際はなかな記憶できません。インプットしたい時こそアウトプットしましょう。 
・出題されないことは勉強しなくてすむ
→どのようなことが出題されるのかわかるので、的を絞った勉強が可能となり、勉強時間の最小化が可能となります。
・戦略的に学習できる
→早期から過去問に慣れることで傾向をつかみ、この問題は今年は出題されないだろうから勉強するのはやめよう、などと取捨選択が可能です。
・モチベーションの維持ができる
→実際の過去問題を解いているので、これなら何とかなりそうだ、あるいはもう少しこの分野の勉強をすれば合格しそうだ、などと勉強の意欲が湧きます。

 

繰り返しになりますが、最短時間で合格したければいきなり過去問を解くこと、です。

  1. 過去問を解き、出題範囲・傾向・難易度・対策を把握する
  2. 過去問の解説を読んで理解・暗記する
  3. 過去問の解説を読んで分からないことは、ググるか参考書を広げる

という順番で試験勉強を進めましょう。

 私の過去の経験でも、参考書から勉強を始めた場合は、合格まで非常に時間がかかるか、途中で挫折してしまうことがほとんでした。ぜひ過去問からはじめてほしいと思います。

 

いきなり過去問から!、、、といっても限度がある。過去問の前に取り組むべき入門書

 いきなり過去問から始めたほうがよい、と言っても限度があります。例えば、「三角関数を知らないのに電験三種の過去問に取り組む」のはさすがに無謀です。解説を読んでもまったく理解できないでしょから、最低限解説を読んで理解できるだけのレベルに到達するまで、まずは入門書を1冊こなすべきです。ただし、入門書を読むことに決して時間をかけてはいけません。流し読みしたら、さっさと過去問に取り組んでアウトプット作業に励みましょう。

 

 具体的な入門書は各資格解説のページをご参照ください。

 

ぜひ、過去問を上手に活用して最短時間での合格を目指してください!