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資格解説:技術士 総監部門の勉強時間は20時間でOK!

そうだ、総監部門を受けよう!と思ったらー>勉強時間のお話

 技術士の一般部門に晴れて合格した方の中には、次のステップとして総監部門を目指す方も多いでしょう。ここでは、既に一般部門を合格した方向けに、総監部門の筆記試験の勉強時間についてお話します。

*このページの勉強時間には、面接対策の時間は含んでいません。あくまでも二次試験の筆記試験に関して記載します。

*具体的な勉強方法はこちらをご覧ください(作成中)

*そもそも総監部門って何?と思われた方はググってください。

*一般部門に合格していない方は、総監部門のことは一切考えずに、まずは一般部門の合格を目指してください。総監部門と一般部門の併願受験という手もあるにはあるのですが、勉強時間的にもコスト的にも特にメリットはないと考えますので、個人的にはお勧めしません。

総監部門は20時間で合格できる

 結論から申し上げると、私が総監部門対策として勉強した時間はわずか20時間です。一般部門の合格発表後、次は総監部門を受験しようかなあ、と思いつつも勉強する気が起きず、ダラダラ過ごすこと数か月が経過、、、、。そろそろ勉強しなければ!と、焦って本格的に勉強を始めたのは試験の14日前でした笑

 その14日(勉強時間は合計20時間)でなにをやったかというと、

・選択問題対策→問題集を2冊購入し、3周した:合計で15時間

・記述問題対策→模範解答例を約20案黙読し、文章構造を理解した:合計5時間

だけです。これでも受かるのですよ。

選択問題で高得点を目指し逃げ切ろう!

総監部門は選択問題と記述問題の合計得点で合否が決まる!

 総監部門は選択問題と記述問題の合計で合否が決まります(配点比は1:1です)。したがって、選択で75%以上の得点を獲得できれば、記述は45%の得点率でも受かるのです(75+45=120 ->200×6割)。極端なことを言えば、選択が満点なら、記述が20%の得点率でも合格するのです。そこまで極端だと、さすがに面接で集中砲火を浴びると思いますが、、、。

選択問題と記述問題、どちらを重点的に勉強するべきか?

 それでは、選択問題と記述問題のうち、どちらを重点的に勉強するべきでしょうか?私は選択問題を重点的に勉強することを推奨します。

 

理由その①記述問題は勉強しても得点が伸びにくい

 記述問題の対策に多くの時間を費やしたところで、記述問題の得点の伸びは残念ながら、それほど期待できません。一般部門に合格した皆さんは、すでに論文の書き方・技術知識・社会問題・実務経験などに関して、中堅以上の知見をお持ちです。スポーツでも勉強でも仕事でも、初心者や若手のうちは勉強時間と知識・スキルの伸びが比例するでしょう。しかしながら、中堅以上では、一生懸命勉強したところで、実は過去の内容をなぞっているだけに過ぎないことも多く、勉強時間の割にたいして伸びないです。コスパが悪いのです。

 とはいえ、記述問題対策を全くする必要がない、と言っているのではなく、記述問題には記述問題の対策が必要です。記述問題の対策としては5時間程度で十分だと思っていますが、これに関してはこちらをご参照ください(作成中)

 

理由その②選択問題にはあなたの知らない世界がある

 選択問題で問われる内容は、非常に幅広いです。そもそも総監部門の存在意義は、「専門バカにならず幅広い専門分野の視野をもつ」ことにありますので、当然のごとく幅広い専門分野の事項が問われるのです。あなたが普段の業務で身につくのは、基本的にあなたの専門分野の知識だけです。対して、試験で問われるのは色々な専門分野の内容。したがって、過去問を見ると、あなたが知らない事項も多々あるはずです。問われる知識が普段の業務で身につかない以上、自分で学ぶしかありません。

 選択問題の対策はこちらをご参照ください(作成中)

 まずは、選択でコンスタントに7割以上とれるよう頑張りましょう!選択で7割以上とれれば、記述はB判定レベルでも合格するのですから気が楽になりますよ。