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資格解説:エネルギー管理士(電気) 〜二次試験に最短時間で合格する方法〜

どのような資格?

 ・エネルギーを多く使用する工場や事業所で、エネルギーを管理する者(エネルギー管理士)を選任する必要があります。エネルギー管理士はエネルギー管理士免状を有する者のみがなることができます(業務独占資格)

 ・エネルギー管理士は、事業所においてエネルギーを技術的に管理する者です。調達管理や損益管理など事務的管理を意味するものではありません。つまり、理系(技術系)の資格です。

 ・受験資格はありません。誰でも受験可能です。ただし、エネルギー管理士になるためには、試験合格および1年以上の実務経験の両方の条件が必要です。

 ・実務経験1年は、試験の前後を問いません。

 ・試験以外でエネルギー管理士になることもできます。

”一定量以上のエネルギー使用工場又は事業場は、エネルギー管理指定工場等(一種、二種)として指定されることとなり、そのうちの第一種エネルギー管理指定工場等(事務所、オフィスビル等を除く製造業等の5業種)はエネルギーの使用量の区分に応じて、エネルギー管理士免状の交付を受けている方のうちから、1人から最大4人のエネルギー管理者を選任しなければならないこととなっています。”

詳細は以下の解説を参照してください。

www.eccj.or.jp

 

取得までの最短勉強時間は?

 30時間も勉強すれば十分だと思います。実務経験の制約上、エネルギー管理士を取得しようとする方は、ほぼ技術系でしょう。技術系であれば、そこまで難しい試験でありません。大学の定期テストレベルです。私も30時間ほどで合格しました。

<勉強方法>

  前述のとおり、参考書は不要です。技術的な内容は大学で学習済みなのですから。法規も重要ですが、これは大学では通常習わない内容です。法規に関しては、過去問を解きながら覚えてください。ワンパターンですから、法規も数時間勉強すればすぐに合格点に到達します。

 過去問を5年分問けば十分でしょう。市販されている過去問題集は10年分の記載がありますが、10年分も解く必要はありません笑 それほどパターンがあるわけではないので、5年分で十分です。

おすすめの過去問題集

 私は電気系の図書に関してオーム社を愛用しています。解説がくどすぎず、あっさりすぎず、私にとってちょうどよい分量なのです。というわけで、オーム者の過去問題集を以下にオススメしておきます。

 

 

エネルギー管理士は、業務独占資格でもあり、一定規模以上の工場や事業所には必ず必要な資格です。ニーズもありますので、ぜひ頑張って取得してください。